今回は、暑い夏を少しでも快適に過ごすための「内装カラーの工夫」についてご紹介します。
「部屋が暑苦しく感じる…」「クーラーの効きが悪く感じる」
実はそれ、“色”の影響かもしれません!
視覚的な「温度感」は、空間の印象や快適さに大きく関わります。
今回は、夏に人気の内装色や、涼しく見せる配色テクニックをプロの視点から解説します。
▶ 色で変わる!?“体感温度”の不思議
人は視覚的な色から「暑さ・寒さ」の印象を無意識に受け取っています。
- 🔴 赤やオレンジなどの暖色系 → 暑く感じやすい
- 🔵 青や水色などの寒色系 → 涼しく感じやすい
この感覚を利用すれば、同じ室温でも快適度が変わるんです。
▶ 夏におすすめの涼感カラー5選
① ホワイト(白)
- 清潔感&爽快感No.1
- 光を反射して部屋を明るく見せる
- 天井・壁・床に使って開放感UP!
☝ポイント:アイボリーやグレージュなどの“柔らか白”も人気
② ブルー(水色・ネイビー)
- 冷たさや静けさを演出できる寒色代表
- カーテンやアクセントクロスにおすすめ
☝ポイント:淡い水色は北欧風・ネイビーは高級感ある大人空間に
③ グレー(ライトグレー〜チャコール)
- モダン&都会的な印象で年中人気
- 白よりも汚れが目立ちにくく、空間を引き締める
☝ポイント:床材や壁紙に使うと“無機質で涼しげ”な印象に
④ グリーン(ミント・オリーブ)
- 視覚的な「癒し」効果があり、涼感もある
- 植物の色に近く、リラックス効果も◎
☝ポイント:ミントグリーンは子供部屋にもぴったり
⑤ ベージュ系の明るめトーン(サンド・アイボリー)
- 柔らかくて“ナチュラルな涼しさ”を演出
- ウッド素材との相性も良く、夏インテリアに人気
☝ポイント:冷たすぎない“自然な明るさ”を出したい方に最適
▶ 涼しく見せる配色テクニック
- 天井・壁は明るい色 → 開放感&光の拡散効果
- 床はやや落ち着いたトーン → 視線が下がり、落ち着く空間に
- アクセントカラーで寒色を挿す → カーテンやクッションなどでバランス調整
▶ 実例紹介:夏に人気の配色空間
✅ 事例①|リビング:ホワイト×ライトグレーの壁+ナチュラル床材
→ 明るさと涼しさのバランスが絶妙!
✅ 事例②|寝室:ネイビーのアクセントクロス+間接照明
→ 夜も涼しげ&落ち着く空間に。
✅ 事例③|子供部屋:ミントグリーンの壁+白家具
→ 爽やかで安心感ある北欧テイスト。
▶ まとめ:見た目で“体感温度”は変えられる!
インテリアカラーは、ただの見た目だけでなく、心地よさ・過ごしやすさに直結します。
暑さが厳しくなるこれからの季節、
冷房に頼るだけでなく、“色”のチカラも活用して、快適な空間づくりを始めてみませんか?
🌿 内装カラーのご相談もお気軽に!
当社では、季節やライフスタイルに合わせた内装設計・カラー提案も行っております。
「暑苦しい部屋を涼しくしたい」
「子供部屋に合う夏色の壁紙を選びたい」
など、お気軽にご相談ください!
