床暖房のメリット・デメリット徹底解説!耐久年数と交換方法もご紹介

今回は、リフォームや新築で人気の高い「床暖房」について取り上げます。
「冬も快適に過ごしたい」「エアコンが苦手」という方から注目されている床暖房。
一方で「費用は高いの?」「どのくらい持つの?」と気になる声も多くあります。

この記事では、床暖房のメリット・デメリット、耐久年数、交換方法をわかりやすくまとめました。


▶ 床暖房の基本

床暖房には大きく分けて 電気式温水式 の2種類があります。

  • 電気式:床下に電気ヒーターを敷設して発熱するタイプ。小規模・部分的な設置に向いています。
  • 温水式:床下に温水パイプを敷き、ボイラーや給湯器で温めたお湯を循環させるタイプ。大規模・全室向け。

それぞれ特徴がありますが、どちらも「足元からポカポカと温めてくれる快適さ」が魅力です。


▶ 床暖房のメリット

1. 足元から体を温める快適性

エアコンのように空気を暖めるのではなく、床からの放射熱で体を芯から温めてくれます
冷え性の方や小さなお子様のいる家庭に人気です。

2. 空気が乾燥しにくい

エアコン暖房のように風を出さないため、乾燥やほこりの舞い上がりが少ないのが特徴。
アレルギーやハウスダストが気になるご家庭にもおすすめです。

3. 部屋全体がムラなく暖まる

熱が床全体から広がるので、部屋全体を均一に暖めやすい
ストーブやファンヒーターのように「近い場所だけ暑い」という不快感がありません。

4. 安全性が高い

火を使わないため、火災ややけどのリスクが低いのも安心ポイントです。


▶ 床暖房のデメリット

1. 初期費用が高い

電気式でも数十万円、温水式では100万円以上かかるケースも。
リフォームよりも、新築時に導入する方がコストを抑えやすいです。

2. 立ち上がりに時間がかかる

床を温めてから部屋全体に広がるため、エアコンのように即効性はありません
寒い朝はタイマー機能で事前に暖める工夫が必要です。

3. ランニングコストがかかる

  • 電気式:電気代が高くなりやすい
  • 温水式:ガス代やボイラーのメンテナンス費用がかかる
    家庭の使用時間や地域の光熱費によって差が出ます。

4. 故障や交換が大掛かり

床下に埋め込むため、故障時は床を剥がす必要があり、修理費が高額になることもあります。


▶ 耐久年数の目安

床暖房の寿命は、種類や使用状況によって異なります。

  • 電気式:約20〜30年
  • 温水式:パイプは30〜40年持つことも。ボイラーは10〜15年が交換目安。

👉 床暖房そのものは長寿命ですが、熱源機(ボイラーや給湯器)は定期交換が必要です。


▶ 交換方法とリフォームの流れ

床暖房の交換や修理は、設備によって異なります。

■ 電気式の場合

  • 故障部位が限定されていれば部分交換が可能。
  • 床材を剥がして電熱シートを入れ替える工事が必要。

■ 温水式の場合

  • ボイラーの交換:10〜15年で取り替え。
  • 床下パイプ:劣化があれば床を剥がして配管を交換。

👉 大掛かりな工事になることも多いため、リフォームや床材の張替えと同時に行うのが効率的です。


▶ 床暖房を導入する際のチェックポイント

  • 設置場所:リビング中心?部分的?
  • ランニングコスト:電気代・ガス代を見積もる
  • 床材の種類:無垢材よりフローリングやクッションフロアの方が熱効率◎
  • 助成金の有無:省エネリフォーム補助制度を活用できることも

▶ まとめ:床暖房は“長く快適に使う工夫”が大事!

床暖房は、快適さ・健康面で大きなメリットがある一方、

  • 初期費用が高い
  • 故障時の交換が大掛かり
    というデメリットもあります。

ただし、きちんとメンテナンスすれば20年以上快適に使える暖房設備です。
導入や交換を検討する際は、信頼できる施工業者に相談することが安心につながります。


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弊社では、電気式・温水式の比較から、施工・メンテナンスまでトータルでサポートしています。
「我が家に合う床暖房は?」「交換費用はどのくらい?」など、お気軽にご相談ください!

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この記事を書いた人

株式会社アップ SNS事務局

【創業1991年】空間デザイン 設計・施工 『お客様の笑顔と驚き』
その他事業
レンタル倉庫「倉庫っす。」 古民家再生「U+(ユープラス)」 SNSマーケティング「IROiro(いろいろ)」
YouTube「わいてぃーぶろす兄弟チャンネル」 TikTok「あにやんYTBROS.」