どうも、株式会社アップ
トータルアドバイザーの髙橋です。
(@yuto_ytbros0213)
リフォームや新築を考えている方に向けて、建築に関するお得な情報をお届けします。今回は「断熱材」についてご紹介します。
「家の中が冬は寒くて夏は暑い…」
「光熱費を抑えたいけど、何をすればいい?」
そんな悩みを抱えている方にとって、断熱材の選び方はとても重要です。
この記事では、断熱材の種類や特徴をわかりやすく解説し、適切な断熱材を選ぶためのポイントをご紹介します。
1. そもそも断熱材とは?
断熱材とは、家の中と外の温度差を抑えるために使用される建材のことです。断熱材を適切に選び、施工することで、
- 夏は外の暑さを遮断し、涼しい室内環境をキープ
- 冬は室内の暖気を逃がさず、暖かさを持続
- 冷暖房の効率を向上させ、光熱費を削減
といったメリットがあります。
では、具体的にどのような断熱材があるのでしょうか?
2. 代表的な断熱材の種類と特徴
2-1. グラスウール(ガラス繊維系)
特徴
- 細かいガラス繊維でできた綿状の断熱材
- 価格が比較的安く、最も普及している
- 吸音性が高く、防音効果も期待できる

メリット
- コストパフォーマンスが良い
- 火に強く燃えにくい
- 施工がしやすい
デメリット
- 水に弱く、湿気を吸うと断熱性能が低下
- チクチクするので施工時に注意が必要
コスト
- 比較的安価(約1,500~3,000円/㎡)
2-2. ロックウール(鉱物繊維系)
特徴
- 玄武岩などの鉱石を高温で溶かし、繊維状にしたもの
- 耐火性・吸音性に優れる

メリット
- 火に強く、防火対策として優秀
- 湿気に強く、カビが発生しにくい
- 防音効果が高い
デメリット
- グラスウールよりも価格が高め
- 施工時の粉塵が舞いやすく、マスクや保護具が必要
コスト
- やや高め(約2,000~4,000円/㎡)
2-3. 発泡ウレタン(吹き付け断熱材)
特徴
- 液体を吹き付けることで発泡し、隙間なく密着する
- 気密性が高く、高い断熱効果を発揮

メリット
- 施工時に隙間ができにくい
- 高い断熱性能を長期間維持できる
- 防水性があり、結露を防ぐ
デメリット
- 施工には専門業者が必要でDIYが難しい
- 他の断熱材と比べるとやや高価
コスト
- 高め(約4,000~8,000円/㎡)
2-4. セルロースファイバー(自然素材系)
特徴
- 新聞紙などのリサイクル素材を使用したエコな断熱材
- 防虫・防カビ処理が施されている

メリット
- 環境に優しく、サステナブルな素材
- 調湿効果があり、結露を防ぐ
- 防音性能が高い
デメリット
- 価格が比較的高い
- 施工には専門技術が必要
コスト
- 高め(約4,000~7,000円/㎡)
3. 断熱材選びのポイント
3-1. 予算を考える
断熱材の価格は種類によって大きく異なります。コストを抑えつつ、性能を重視するなら「グラスウール」や「ロックウール」が選択肢になります。高性能で快適な住環境を目指すなら、「発泡ウレタン」や「セルロースファイバー」も検討しましょう。
3-2. 住まいの環境に合わせる
- 湿気が多い地域 → 湿気に強い「発泡ウレタン」や「セルロースファイバー」
- 防音性が欲しい → 吸音効果の高い「ロックウール」や「セルロースファイバー」
- 予算を抑えたい → 安価で性能も良い「グラスウール」
3-3. 施工のしやすさを考慮する
DIYで施工を考えているなら、シート状の「グラスウール」や「ロックウール」が適しています。
一方、専門業者に依頼する場合は、気密性に優れた「発泡ウレタン」もおすすめです。
4. まとめ
断熱材にはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分の住環境や予算に合ったものを選ぶことで、
光熱費の節約
快適な室内環境の実現
結露やカビの予防
といった効果が期待できます。
「どの断熱材がいいかわからない…」「自宅に最適な断熱方法を知りたい!」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが最適なご提案をさせていただきます!
次回のブログもお楽しみに!
