クリニックの老朽化対策 – 効果的なリフォームで新規顧客の獲得

どうも、こんにちは株式会社アップ 
プロジェクトマネージャーの
「ゆきやん@yukiya_ycy」です。
大阪では35℃以上の猛暑日がつづき、
暑さ対策が間に合わず汗ダラダラな毎日です。

クリニックのリノベーションに関して最近、
世代交代や老朽化及び新規開業などによる
新規患者様の獲得や再来院率が見込めないと、
悩んでいるクリニック経営の医師から相談をよく受けます。

お気づきの通りリノベーションを怠ると、
院内の老朽化が悪化し、たちまち患者様の来院が減少する懸念が生じるかもしれません。

サービス面の問題や新規患者様の獲得、
スタッフ間のトラブルより、まずは目の前の、
老朽化を解決しませんか?

こだわったリノベーションで綺麗になった内装は、新しくおしゃれなイメージを
印象付けるだけでなく
患者様の再来院率、従業員の働きやすさといった部分にも影響を与えます。

診療科目によって内装のイメージが異なるため、目指すクリニック像を明確にし
患者様のための清潔感溢れる明るい空間作りをサポートいたします。

コラムのポイント

・すでに競合が多いクリニックの中で、自分たちを選んでもらうために大切なのは
内装をうまく使った「快適性」「機能性」です。

・こだわり抜いたおしゃれな内装は、
これからのクリニック経営を軌道に乗せる力強いパートナーになります。

・堅実なビジネスを続けていくためにも、
当社はクリニックの特殊施工に関する知識や
経験豊富な独自のデザイン力と共に
最高のプランを提案いたします。

数多くのクリニックが溢れている中で、
新たに開業し認知度を上げ、患者様に足を運んでもらうのは当然ながら容易ではありません。
しかし競合が多いなか、廃院を選択せず
5年、10年とサービスを提供し続けるクリニックも存在します。

開業医にとっての敵は、
他院との「差別化」ですが、
長く続けているクリニックでの
一番の敵は「老朽化」です。

診察時の対応、担当医の人柄、患者様の口コミ、導入しているサービスなど改善する点は
たくさんありますが
「老朽化」は年々悪化していき、患者様もスタッフも快く思わない懸念点になります。

▶診療所数の推移

・平成30年10月時点の診療所数は
約102,000医院。
・直近10年間では、新規と再開併せての開設は
年間約6,400医院、廃止・休止が約6,100医院、純増数は年間約300医院で推移している。
(出典) 厚生労働省 『医療施設調査』 より

▶E&N Beauty Clinic

建築業界は実に複雑で、たった数年の
短い期間でさえ流行り廃りが大きく変化し
当時では最新と言われて導入した施工方法が
今では間違った施工方法として取り上げられて
いる例もあります。


以前、診察室の扉としてガラスをはめ込んだ
引き戸が
ある日、ガラスの重さに耐えきれず扉枠から
引き戸が外れ損壊したという話を聞きました。

誰もケガはせずに、すぐさま扉を取り替えたので事態は収まりましたがこういう事例があるため
おしゃれだけを追及したデザインは
あまりオススメできません。

▶さくら乳腺クリニック

例え見栄えが良くおしゃれなデザインであった
としても、「機能性」が悪ければそれはかえって
裏目に出て蛇足となります。

患者様やスタッフがよく利用される部分に関しては、おしゃれよりも「丈夫」で「機能性」の高い
デザインを最優先に考えることが大切です。

▶さくら乳腺クリニック

日常からほんのひと時でも離れる、
クリニックで過ごす時間。
この時間は、患者様にとっては非日常です。
わざわざ足を運んで過ごすなら、雑然とした
清潔感のない空間、落ち着かない空間よりも、
おしゃれな空間で過ごしたいと思うはず。

特にクリニックの場合、遊園地や
ショッピングセンターのような楽しい場所
足を運ぶ度にウキウキするような場所、
というわけではありません。
だからこそ、足を運んでよかったと安心して
落ち着ける場所であるかが
重要なポイントになります。

内装を決める際、デザイン性を大切にするのは
もちろんですが『動線』を考えることも大切です。

『動線』とは、人が動く経路を線で繋いだもの。
何度も行ったり来たりする手間や
クリニック内を移動するだけなのに遠回りする
無駄を省くために、間取りを考えていく段階で
考えておく必要があります。

働くスタッフが無駄な動きをすることなく、キビキビと働くことができる環境が整っていれば、
スタッフのストレス軽減に繋がります。
また、回転率アップ、無駄な作業をなくし
生産性アップ、患者様と向き合う時間の確保、
など様々なメリットもあります。

スタッフを大切にしているクリニックは、
患者様にももちろん選ばれます。

内装とはいえ、ちょっとのこだわりが
大きな費用対効果を生み出します。

院内のリフォームに向けて改修・改装の計画を
立てていく際、忘れずに検討したい
チェックポイントをご紹介します。

チェックポイント①受付

まず初めに受付はクリニックにとって
一番利用される場所であるため
院内のコンセプトにあった「デザイン面」安全に患者様とやり取りできる「機能面」の2つを
両立させる必要があります。

例えば、カウンターの高さは患者様を優先し
患者様のご年齢や体格に合わせて
決めることが大切です。

▶さくら乳腺クリニック

スタッフの仕事効率化を図るためにも、
受付はこだわりたいポイントです。

・受付スタッフの人数
・座り作業なのか、立作業なのか
・複合機やカルテなどはどのように収納するのか
・感染症対策のパーテーションはどう設置するのか
・来院患者の呼び出しはモニターなのかマイクなのか
など検討しましょう。

特に収納スペースは、
電子カルテを導入するのか、
現行のまま紙カルテなのかによって
必要な広さが変わります。
効率化をとるのか予算をとるのか、
事前によく考えておきましょう。

▶すがぬま歯科

チェックポイント②待合室の広さ

待合室は患者様にとって「快適な待ち時間」
「円滑な受付案内」に直結します。
来院患者数の予測やピーク時の混雑を考慮し
通路と適切な椅子配置を確保することで
患者様同士のプライバシーを守りつつ、
快適な待合室を提供できます。

適切な照明や色使い、快適な椅子などを配置することにより、リラックスできる雰囲気を
醸し出すことが求められます。

▶すがぬま整形外科

スペースの関係上、待合室をコンパクトにする
クリニックも多くありますが、待合室はただ待機
するだけの場所ではありません。

災害時のトリアージスペースとして活用したり、
一定の距離感を保ちプライバシーを確保したり
する役割もあります。

そういった視点も踏まえて、どの程度の広さが
必要なのか検討してみましょう。

▶さくら乳腺クリニック

チェックポイント③トイレ

受付、待合室の次によく見られている場所が
『トイレ』です。
清潔感があるのはもちろんですが、
スムーズな診察と安全性の両立を考え、
内装を決めていきましょう。

▶さくら乳腺クリニック

トイレにバリアフリーを設けることは患者様や
利用者にとって当然のことながら重要です。
バリアフリーのトイレは、高齢者や身体的な制約のある患者様にとって利用しやすく、
下記の項目を配慮することで患者様に快適な環境を提供できます。

・トイレの入口や内部の動線を広めに設計し、車椅子の利用者がスムーズに移動できるようにする。
・ドアの開閉や手すりの設置など、利用者が安全かつ簡単にトイレを利用できるようにする。
・扉の開閉で人とぶつからないよう、横にスライドする引き戸にする。
・尿検査等でトイレを利用する可能性がある場合は、検尿台やトイレ自体をクリニックの隅のような少し見えづらい場所にレイアウトする。
・床が滑りやすいタイル貼りにしたりお手入れしにくいデザインは避ける。

また、手洗いを自動水栓にするのかも
検討しましょう。昨今は感染症対策のため、
手が触れることのない自動水栓の方が多く
選ばれています。

▶すがぬま整形外科

チェックポイント④診察室

診察室は待合室同様、患者様の居心地の良さを考えることがとても重要です。
患者様をご案内しやすいようにドアを開き戸ではなく引き戸にしたり
段差の無いようにスロープ状に設計、
ゆったりとした解放感のある空間設計などが
気を付けるべきポイントです。

▶さくら乳腺クリニック

またクリニックの形態によって、診察室の広さや数は異なります。

・X線検査室は必要なのか
・その場合、床や壁、天井に鉛ボードは入るのか
・レントゲンの現像機はX線検査室の近くに必要か
・子ども向けのクリニックの場合、保護者も同行できるようにするのか
などを検討しましょう。

また、スタッフルームへの動線も考慮することにより患者様とスタッフの衝突を防ぐことも検討しておくべき点です。

▶E&N Beauty Clinic

チェックポイント⑤その他内装

▶すがぬま整形外科

・院長室は設置するのか
・出入り口のドアにロールスクリーンやカーテンを設置するのか
・車椅子が通れるようスロープは設置するのか
・待合室にキッズスペースは必要なのか
などチェックポイントはたくさんありますので、
忘れず事前に検討しておきましょう。

▶すがぬま整形外科
▶すがぬま整形外科

患者様の快適性と信頼を向上させるには、老朽化が進むクリニックに新たな息吹を吹き込み、
患者様が安心して受診できる環境を整える必要があります。

快適な待合室、機能的な診察室など、クリニックの内装を効果的に改善して改装する事により、
患者様とスタッフに充実した空間を
提供できます。

何よりも、私たちの強みは多岐にわたる業種との連携から得た独自のデザイン力にあります。
他ではなかなか見られない斬新で機能的な提案を行い、クリニックの個性を引き立たせ、患者様やスタッフにとってより良い環境を構築します。

▶E&N Beauty Clinic

32年の社歴と一貫性のあるサービス提供に
より、私たちは、お客様から高い評価をいただいております。
お客様の要望に応え、時代の変化にも柔軟に対応しながら、クリニックの状態を向上させる
お手伝いをさせていただきます。
貴クリニックの将来において、当社の経験豊かなスタッフが一丸となって、最高水準のサポートを全力で提供いたします。

クリニックの改装が患者様の受診にどれほど重要か、その重要性を共有し、貴クリニックにとって
最適な改装プランをご提案させていただければと思います。

▶E&N Beauty Clinic

株式会社アップは32年の歴史を有し、その中で培った実績と信頼を背景に、クリニックの改装・
リノベーションにおいて
確かな手腕を発揮してまいりました。
設立当初から一貫して設計から施工までの
プロセスを当社がすべて担当することで、お客様にとってスムーズかつ信頼性の高いサービスを
独自のデザイン力でお客様のビジョンを
具現化し、提供できる体制を整えております。

貴クリニックにとって最適な改装プランをご提案させていただくため、お忙しい中でも是非お時間をいただければと思います。

ご質問やご不明点がございましたら、お気軽に
メールでも構いませんのでお知らせください。
お力添えさせていただけることを
心より願っております。

▶株式会社アップ

この記事を書いた人

株式会社アップ SNS事務局

【創業1991年】空間デザイン 設計・施工 『お客様の笑顔と驚き』
その他事業
レンタル倉庫「倉庫っす。」 古民家再生「U+(ユープラス)」 SNSマーケティング「Up With(アップウィズ)」
YouTube「わいてぃーぶろす兄弟チャンネル」 TikTok「あにやんYTBROS.」